「カタカナ騎手馬券」なるものが話題になっています。
外国人騎手たちの圧倒的な活躍で、その組み合わせを買っておけばいいということです。
なんとも、味気ない時代に突入したものだと感じます。
競馬は、「馬券」があるから成立するのです。
余程の思い入れや、ひと口馬主の馬でも出走しない限り、馬券なしで未勝利戦を観戦に行く人っていますか?
馬券によるてら銭が入らないで、JRAのビジネスは成り立ちません。
だから、馬券がなかったら、ジャパンカップの優勝賞金5億円は出ませんので、イクノイックスVSリバティアイランドの対決はあり得ません。
今年のエリザベス女王杯など、「馬券」でなく「外人券」です。
馬の検討でなく、ルメールが選んだかどうかです。
だから、中心は①番ルメールです。
相手は、⑦番ムーアです。
後は、ルメールが捨てた⑬番マーカンドと、今やガイジンぽくないですが、⑥番デムーロが押さえ。
こんな感じで終わりです。
競馬は、「馬券」を「予想」することに楽しみです。
出走馬を眺めて、レース展開を考え、馬場状態をみながら、馬キャラを確認しながら、ああでもない、こうでもないと検討して結論を出す、ここに醍醐味があり、長く続けられるのです。
①番ブレイディヴィータは、春の段階で府中の2000メートルを驚異の
タイムで走破した実績、前走の32.9秒という鬼脚があっても、まだ重賞を勝ったことがない馬が1番人気。
しかも、ゲートが課題の馬で、追い込みタイプが最内枠となれば、通常なら軽視することもできます。
しかし、鞍上は、あの菊花賞で⑰番枠の馬を勝たせるルメールです。
⑦番ジェラルディーナは、年齢とともにズブさが出てきて、勝負どころでの反応が今イチで、京都競馬場では課題が残ります。
しかし、鞍上は世界のムーアです。
馬券を考えると、今年は、有力な先行馬が少なく、先行力のある③番ハーパーと⑭番マリアエレーナ。
前者は、牝馬3冠でリバティアイランドには歯が立ちませんでしたが、牝馬3冠ですべて好走しています。
枠順も理想的なところを引き当てました。
(※但し、ルメールには捨てられました。)
また、後者は、今まで強い牡馬と闘ってきて接戦を演じてきたことを考えると、人気面も加味して面白い存在です。
外枠から、三浦皇成騎手が気迫のこもったレースができれば、と思いますが、カタカナに対して立ち向かってもらいたいものです。
馬券のまとめ
③=①⑥⑦⑬⑭
⑭=①③⑥⑦⑬
の馬単マルチ
と
③→①⑥⑦⑬⑭
⑭→①③⑥⑦⑬
へ3連単(マルチ)を購入します。
併せて、(複雑な気持ちですが)
①→⑦→⑬番の3連単なら69.6倍
①→⑦→⑥番なら75.2倍
(同日8時現在)
を、帯封になるように逆算して購入します。